あらかじめデザインを決め、インターネットで専門業者に注文を出せば、ボールペンに独自のデザインや名入れを施すことが可能となります。企業などがそれを使ってノベルティ目的で配ることもありますし、ギフトとして家族や親しい人にプレゼントする用途で使うこともできます。オーダーメイドをすれば他にない独自の品物を生み出せるのですから、そうしたボールペンを人に配ればそれだけでも関心を引くことも難しくはありません。そういう目的を持ったものだからこそ、このボールペンの名入れのデザインは失敗できません。
デザイン段階ではちゃんとしていたのに、完成品を見たらなぜか名入れの部分がイメージと違っていた、などということが時折起こることがあります。思っていたのと違って会社名がぼんやりとしたものになるとか、見ていると目が痛くなるような仕上がりになっているとか。そういう残念な結果が起こりうることがあります。こうしたことはなぜ起こるのでしょうか。
発注した業者に問題があったということなのでしょうか。これらは全て、印刷しようとするボールペン自体の色が原因となっています。デザインとしては申し分のないものとなっていたものでも、いざそれをボールペンに印刷しようとすると、ペン自体のカラーと合わさることで全然違った雰囲気になってしまうのです。色同士の相性というのはどうしても起こってしまうので、デザイン単体ではなく組み合わせるペンの色もしっかり吟味しないといけないのです。
そういう失敗をしないために、業者側から送られてくる校了データをしっかり吟味することや、色としての組み合わせで相性の悪いものがないか、あらかじめチェックを入れておくことが必要となります。